まくら投げ
修学旅行の夜。
あらかじめ割り当てられた部屋に入り、わいわいと過ごす夜。
クラスメイト10人ぐらいいる大部屋です。
まくら投げはしないこと、と修学旅行のしおりには書かれていましたがそんなことおかまいなしに始まりました。
部屋の連中とまくらを投げ合うおなじみの競技、まくら投げ。
興奮して投げ合っているうちにクラスメイトの一人が壁に背中からズンとぶつかっていきました。
すると壁が…ずれました。
もともとその部屋はさらに大きな部屋になっていて、動かせる壁で仕切って2つの部屋に分けてあるのでした。
その壁を突き破って隣の部屋に飛び込んでいった友人。
隣の部屋から「ウワッ!」という悲鳴が聞こえ、慌てて戻ってくる友人。
幸い隣の部屋も同じ学校の生徒の部屋だったので見知らぬ人の部屋に突入するよりはマシでした。
でもあとで先生に怒られました。